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ごみに関する今


現代社会はご承知のとおり大量の商品を生産し、大量に消費するという社会形態により、大変豊かな生活を享受しています。

しかしながらこの社会形態には必然的に大量な廃棄物を発生させてしまうという大量廃棄型社会という側面も合わせもっており、そしてこの大量廃棄型社会という側面が現代社会においておおきな社会問題となってきております。

環境庁の廃棄物関係の統計資料によると平成14年度に排出処理された一般廃棄物は5,161万トン、産業廃棄物は約3億9,300万トンの多量なものであります。この大量な廃棄物の処理を巡り、いわゆるゴミ問題、ゴミ戦争という社会問題が発生し、現代社会に大きな影をなげかけ、全国各地で住民が提訴する事態にまで発展し、司法が介入するという大きな紛争を引き起こしています。

現在の廃棄物処理は、一般廃棄物は行政が適正処理し、産業廃棄物は排出者が適正処理するという責任範囲において処理されているのが現況です。この処理において、行政は施設主義をとり一般廃棄物は焼却し、焼却灰を埋め立て処理する方法を積極的に進めてまいりました。いわゆる焼却主義、埋め立て主義です。しかしこの方法は焼却によるダイオキシンの発生による健康不安、新たに建設するのが非常に困難な最終処分場の不足という新たな問題をひきおこしました。また産業廃棄物においても適正処理するには高額の処理費用、設備の傷み、最終処分場の受け入れ能力の不足等を勘案すると、不法投棄が資本主義社会における経済的合理性を誘発させ、大量の産業廃棄物が不法投棄される事態が各地で発生しこれも大きな社会問題化しているのが現況です。


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